【安いけど遠いゴルフ場】【高いけど近いゴルフ場】お得にプレーできるのはどっち?
ゴルフ場選びで1番気になるのは、やはりプレー料金がいくらなのかということですよね。
「近隣のコースは相場が高いから、少し遠出して安いゴルフ場へ行く」という方も多いのではないでしょうか。
筆者は埼玉県在住のゴルファーです。近場のコースでよくプレーするのですが、この辺りはプレー料金の相場が高めなので、比較的リーズナブルなコースの多い群馬県へ行くことも多いです。
近場の高めなコースと遠くの安めなコース。実は実際にプレーを終えて帰宅してみると、かかった費用はどちらもあまり大差ないなんてこともあるんです。
今回は、【安くて遠いコース】と【高いけど近場のコース】のメリット・デメリットを比較し、どちらがお得にプレーできるかについて解説したいと思います。
【安くて遠いコース】【高くて近いコース】それぞれメリット・デメリットがある
安くプレーできるゴルフ場はそれだけでメリットになりますが、同時にデメリットになることもあります。
プレー料金以外にどんなメリット・デメリットがあるのかを考慮して、ゴルフ場選びをするのがお得にゴルフを楽しむコツです!
安くて遠いゴルフ場のメリット
安いけど遠いゴルフ場のメリットは、やはりプレー代を抑えられるということが1番ですよね!
プレー代の安いコースは、ゴルフ場利用税も数百円程度と安くなるので魅力的です。
また、敷居の低いコースが多いので、初めて間もないゴルフ初心者の方でも気軽に行けるのもメリットですね。
安くて遠いゴルフ場のデメリット
一方、コースに行くまでの移動に時間がかかるというデメリットがあります。
朝早く家を出て、帰りにも時間がかかることに注意が必要です。
さらに、移動のために高速道路の通行料金やガソリン代が多くかかることも考えておきましょう。
また、安いコースはコスト削減のため整備状態が悪い可能性もあります。
コースメンテナンスや施設の充実度にこだわる方は要注意です。
高くて近いゴルフ場のメリット
では、プレー代は高いけど近くにあるゴルフ場のメリットは何でしょうか。
当然、近くなので移動に時間がかからないことが最大のメリットですよね。
高速道路を使わない範囲なら、交通費はガソリン代だけで済みます。移動にかかるコストは意外と見落としがちです。
そして、プレー料金の高いコースのメンテナンスは抜群です。
コース整備にかけるコストが多いため、芝の状態にこだわる方も満足できるはず。接待ゴルフにも使えるでしょう。
コースのバリエーションが豊かで、何度プレーしても飽きずに楽しめるコースも多いですよ。
高くて近いゴルフ場のデメリット
一方、プレー料金が高いのが最大のデメリットです。
移動にかかる費用を抑えても、1ラウンドで数万円の大出費となるかもしれません。
ネット予約サイトなどで、お得なプランを見つけられるかどうかがポイントになります。
また、プレー代が高いゴルフ場は敷居も高いコースが多いです。
名門コースやメンバーシップコースはドレスコードも厳しく、メンバーの紹介がないと予約すらできないことも珍しくありません。
安くて遠いコースと高くて近いコースにかかる費用を比較
実際に安いコースと高いコースでは、総合的にどのくらいの金額差があるのでしょうか。
安いコースのプレー代を5,000円とし移動距離は130km、高いコースを15,000円とし距離は30kmと想定して比較してみましょう。
また、移動にはリッター15kmの燃費で走る車を使用し、ガソリン代は160円/リットルの場合で考えてみます。
安くて遠いコース | 高くて近いコース | |
プレー料金 | 5,000円 | 15,000円 |
高速道路通行費用(往復) | 5,000円 | 0円 |
ガソリン代(往復) | 2,750円 | 640円 |
合計費用 | 12,750円 | 15,640円 |
プレー代と移動にかかる費用を合計して比較すると、上の表のようになります。
合計費用の差額は2,890円となりました。安くて遠いコースのほうが、約3,000円程度安く済みそうですね。
この3,000円という差額が移動にかかる費用や労力の対価として安いか高いかで、どちらがお得なのかが決まりそうですね。
ただし、プレー費や移動距離はコースによって大きく変わります。
移動費用を数名で割り勘する場合は、合計費用にもっと大きな差が出る場合もありますので、あくまで参考として考えてくださいね。
ゴルフ場選びはコスト以外も重要
ゴルフにはプレー代以外の費用も結構かかっています。
安易にプレー代だけでコースを決めてしまうと、かえって割高になる可能性もありますので、トータルコストで検討するのがおすすめです。
また、合計金額が安くても、移動のために時間や労力を使うこともよく考えておきましょう。
遠いゴルフ場の場合、スタート時間に間に合うよう朝早く家を出て、プレー後の疲れた状態で長距離を運転して帰らなければなりません。
金額面だけではなく、運転や移動にかかる労力もコストの一部として考えておくのがおすすめですよ。