ゴルフ場で短パンやハーフパンツはあり？夏のドレスコードとエチケットに注意

気温が高くなりゴルフが辛くなる夏。少しでも涼しい服装で快適にプレーしたいですよね。

男性ゴルファーのみなさんは、暑い時期は短パンやハーフパンツを着用する方も多いのではないでしょうか。

でも、ロングパンツが推奨されるコースも多いので、ドレスコード的に問題ないのか気になりますよね。

エチケット違反をして実際にトラブルになった事例も紹介しますので、これから着用を考えている方はぜひ参考にしてください。

今回は、夏に短パンやハーフパンツを履くことについて、マナーやエチケット面の解説をしていきます。

短パンやハーフパンツでのプレーは基本OK

ゴルフ場のプレーに短パンやハーフパンツを着用することは問題ないのでしょうか。

多くのゴルフ場では短パン・ハーフパンツでのプレーを認めていますので、基本的にはOKです。

ただし、ハイソックスやくるぶしが隠れる長さの靴下をはくことが条件になっていることも多いです。

敷居の高い名門コース・メンバーコースでは、そもそも着用を不可にしていることもありますので、ドレスコードは必ず確認しておきましょう。

河川敷コースなど、プレー料金が安く初心者向きと言われるゴルフ場では、基本的に問題ない場合が多いです。

どうしても短パン・ハーフパンツでプレーしたいならば、ドレスコードのゆるいコースを選んでおくと安心ですよ。

ゴルフでロングパンツが推奨される理由

短パンやハーフパンツの着用をあえて推奨するコースはほぼなく、ロングパンツが基本とされています。

ゴルフ場のドレスコードのイラストもロングパンツが描かれていますよね？

なぜプレーにはロングパンツが推奨されるのでしょうか。

それは、安全面とエチケット面においてロングパンツが適したスタイルだからです。

安全面では、コース内で飛び出た木の枝やマムシなどの毒をもつ害虫から肌を守るために活躍してくれます。

膝下が剥き出しのパンツでは、ケガをするリスクが高くなりますよね。

そしてエチケット面では、男性の足のムダ毛を隠す効果がある点が挙げられます。

男性の足が見えている状態は、お世辞にも気分の良いものとは言えないはず。

私が勤務していたコースでは、若い男性プレーヤーが膝上までのショートパンツでプレーしていたのを見た女性プレーヤーから、「不快だから注意してほしい」とクレームを受けたことがあります。

ドレスコードでショートパンツは禁止されていませんでしたが、周りがどう感じるかはその人次第ということです。

「コースが許可しているんだから問題ないでしょ」と思うかもしれませんが、周りの人を不快にさせないための配慮もゴルファーには必要になるんですね。

短パンやハーフパンツを履く際の注意点

ロングパンツが推奨されているとは言え、真夏日の暑さは耐え難いですよね。

熱中症になる恐れもありますので、短パン・ハーフパンツを有効活用しましょう。

注意点としては、先に述べたように短パン着用の条件を確認しておくこと。

ハイソックスやくるぶしが隠れる靴下は、ドレスコードに記載がなくても持っていくことをおすすめします。

万が一注意されても、その場で履き替えれば問題ないはずです。

最悪、プレー拒否の可能性もあるので、備えあれば憂いなしですよ。

また、ポロシャツの裾はパンツにしまうのが無難。短パンはただでさえカジュアルに見えてしまうので、少しでもフォーマルな印象を与えるのがポイントです。

クロップドパンツは避けるのが無難

ハーフパンツと似たものに7分丈ほどのクロップドパンツがありますが、これはドレスコード的にどうなんでしょうか。

基本的にクロップドパンツは避けたほうが無難です。

着用OKなコースもあるかもしれませんが、たいていのコースではドレスコードに記載されていません。

「ドレスコードに記載がないってことは良いってことなのでは？」と思うかもしれませんが、クロップドパンツなどファッション性の強い服装は推奨されていないと考えておくのが良いです。

中途半端な丈のパンツは、ゴルフ向きとも熱中症対策とも言い切れないため、それなら短パンやハーフパンツのほうが印象が良くなるでしょう。

ドレスコードに記載がないということは、「ゴルファーなら言われなくても当然分かるでしょ」という意味合いを含んでいる可能性があるので注意してください。

行き帰りではロングパンツが基本

朝のチェックインや帰りの精算時では、短パンやハーフパンツは極力避けたほうが良いです。

ゴルフ場によっては全く問題ない場合もありますが、ゴルフは基本フォーマルな服装が好まれるもの。

行き帰りの際は、スラックスや綿パンツなどのロングパンツが安心です。

万が一注意されてしまうと、自分だけでなく仲間の同伴者にも恥をかかせてしまいますよ。

ドレスコードにNGの記載がなくても、ロングパンツは1本持っていくのがおすすめです。

短パン・ハーフパンツはゴルフ場のルールに合わせて履こう

快適なプレーのために、短パンやハーフパンツを履くことは基本OKです。

近年では気温が35度を超える日もめずらしくないので、体調を管理するためにもなるべく涼しい服装でプレーしたいですよね！

ただし、コースのルールに合わせることが前提です。

ドレスコードが規定されている以上、プレーヤーは許可されている範囲で服装を工夫しなければなりません。

ゴルフ場のドレスコードや雰囲気を忘れずチェックしておきましょう。