ゴルフ場に送ったクラブがない!?宅急便が届いていない時のコースでの対処法

コースでプレーする際、必ず必要になるゴルフクラブやボール。ゴルフに使う道具や小物類はたいていキャディバッグに入れて持ち運びますよね。

しかし、電車やバスでコースへ向かう場合、大きなキャディバッグは移動の邪魔になるため、事前に宅急便で送ることも多いでしょう。

そしていざコースへ到着してみたら、送ったはずのキャディバッグが届いていない!でもスタート時間まではあとわずか!

こんな時はどうしたら良いのでしょうか。

実はこういったトラブルは、ゴルフ場では意外とよくあることなので他人事ではありません。

万が一クラブが届いていない時の対処法と対策を知っておけば、プレー直前で慌てることもなくなりますよ。

クラブが届いていない原因と対処法

クラブが届かない原因として1番多いのが、「配送業者のミス」です。

  • プレー日と配送日を間違えた
  • 他のゴルフ場へ届けてしまった
  • 他の荷物と紛れて配達リストから漏れてしまった

以上のような配送業者側のミスが原因で届かないことがあります。

特に繁忙期は送る荷物が増えますし、配送スタッフの人手が足りなくなってしまうことでこういうミスが多くなってしまいがちです。

でもクラブもボールもグローブもないなんてことになったら、ゴルフなんてできないですよね。

こんな時は慌てずに、次の順序で対処するようにしましょう。

ゴルフ場に確認する

まずはゴルフ場にクラブが届いていないか確認してみましょう。

送ったキャディバッグは、たいていキャディマスター室前のスタンドに用意されているはずですが、ゴルフ場の手違いでバッグ倉庫にしまったままになっていることもあります。

キャディバッグはアイウエオ順に用意されていることが多いので、自分の名前の場所にクラブがない場合は、まずはゴルフ場に確認してみてください。

宅配業者に確認する

ゴルフ場に届いていなかった場合、次にやることは配送業者への確認です。

基本的には自分で連絡することになりますが、コースの方で連絡してもらえる場合もあります。

  • 自分のクラブが今どこにあるのか
  • 今から届けてもらうのにどれくらい時間がかかるのか

これらのことを確認しましょう。

スタートまでに時間がある場合、プレーに間に合う可能性も十分ありますので、諦めずに連絡してみてください。

クラブレンタルやコース売店を利用する

配送業者に連絡してもバッグの所在がわからない、今から届けてもスタート時間に間に合わない。

こうなってしまった場合は、スタート時間を遅らせるか、必要な道具をレンタル・購入するしかありません。

どうしても間に合わないなら、クラブやシューズはコースでレンタルし、ボールやグローブなどの小物類はコースで購入してプレーしましょう。

必要最低限なものだけ購入するのが無駄な出費を抑えるコツです。

コースによってはロストボールを無料で提供してもらえることもあるので、ボールにこだわらないのであれば相談してみるのもアリです。

クラブレンタル代やボール購入代は請求できる?

レンタルしたクラブやシューズ代、購入したボール・グローブ代は自腹になってしまうの?と不安に思いますよね。

配送業者のミスでキャディバッグが届かなかった場合、プレーするためにレンタル・購入した費用は配送業者に請求できることがほとんどです。

後日かかった費用を返金してもらえるケースが多いので、コースで支払った明細書は必ず保管しておきましょう。

あくまで配送業者にミスがあった場合ですので、自分の勘違いや手違いによる請求は受け付けてもらえない可能性が高いです。注意してください。

キャディバッグを送る場合の注意点

レンタルや購入でなんとかプレーできるとはいえ、できればキャディバッグの配送トラブルは避けたいですよね。

ここでは、コースにクラブ類を送る時の注意点を紹介します。

当日クラブがない!という悲惨な状況を回避するためにぜひ覚えておきましょう。

プレー日や送り先の書き間違いに注意

クラブが届かない原因として配送業者のミスをあげましたが、「送り主自身の送り伝票の書き間違い」によるミスも配送トラブルに多い原因です。

特に注意したいのが「プレー日」と「希望配達日」を間違えて書いてしまうケース。

通常キャディバッグの配達は、プレー日の前日にコースに届けられることが多いです。

例)1月10日プレーの場合、前日の1月9日に届くことが多いです。

届く時間帯はコースや配送業者によってさまざまです。

つまり、プレー日が1月10日なのに希望配達日に1月10日と記載してしまうと、クラブが届くのはプレー日当日の夕方なんてことになってしまい、スタート時間には間に合いません。

他にも、ゴルフ場名と住所が合っていない場合、違うコースに届けられてしまうことも考えられます。

自分で書いた伝票に間違いが合った場合、レンタル代やボール購入代は自腹になってしまう

可能性が高いので、送り状を書く際は十分注意しましょう。

送り伝票の控えを持参する

送り伝票の控えには伝票番号が記載されています。伝票番号は何か配送トラブルが合った時にスムーズに確認するために必要になります。

プレー日当日は万が一のことを考え、送り伝票の控えを持参していきましょう。

問い合わせをする際、伝票番号があるのとないのでは確認にかかる時間が大きく変わります。

スムーズに確認できればスタート時間までに届けてもらえることも多いですが、確認に30分以上かかれば間に合う可能性は低くなります。

プレー前日にコースに確認しておくと安心

クラブが届いていないことは、プレーヤーにとっては一大事ですので起きて欲しくはないことです。

しかし人間は誰でもミスをしてしまうものですから、万が一に備えておくことの方が大事。

確実にクラブが届いているか確認しておきたいなら、プレー前日にコースに連絡するのがおすすめです。

前日の夕方までにキャディバッグが届いていないなら、その時点で配送業者に確認しておけば当日間に合う可能性が高くなります。

キャディバッグの配送を利用する方は、対策と対処法をうまく活用してください。