プレー代の安いゴルフ場と高いゴルフ場は何が違う?目的別のゴルフ場の選び方
ゴルフのプレー代は安いコースと高いコースで、結構金額にバラつきがありますよね。
会員制コースとパブリックコースの違いがあるとしても、実際どんな部分に差があるのかご存知ですか?
今回は、プレー料金の違いで見られるゴルフ場の特徴・傾向について紹介したいと思います。
あくまで傾向ですので、すべてのゴルフ場が当てはまるわけではないことをご留意ください。
また、「料金が安いから悪い・高いから良い」ということではないので、目的に合ったゴルフ場を選ぶための参考にしてもらえれば幸いです。
安いゴルフ場によく見られる特徴
比較的プレー代がリーズナブルなゴルフ場でよく見られる特徴を紹介します。
人件費やサービスを必要最低限にする代わりに、安くプレーできるのが魅力ですよね。
安いコースにはどんな特徴があるのか見てみましょう。
セルフプレーが基本
安いコースのプレーはセルフスタイルがほとんどです。
キャディ付きの場合は別途「キャディフィ」が必要なので、プレー代の安いコースは基本セルフプレーだと考えておきましょう。
バッグの積み下ろしがセルフ
車で向かう場合、クラブハウス前でのキャディバッグ・ボストンバッグの積み下ろしは自分でおこなうケースが多いです。
コースによっては、カートへの積み込み・積み下ろしもセルフスタイルの場合もあります。
コース整備は必要最低限
コース整備には人件費や薬剤・機材費用など、多額のコストがかかります。
高額なコースに比べると、ラフ刈りやグリーンの状態など、コース整備がいまいちな場合も多いです。
バンカーの砂が少なく、カチカチで打ちづらいこともあるでしょう。
しかし、プレーするために必要な整備はしているので、「安いからプレーできなかった」なんてことはありません。
クラブバスの送迎がない・少ない
最寄駅からの送迎バスがない・あっても本数が少ないということも安いコースの特徴です。
クラブバスを利用する場合は、事前に予約が必要なこともありますので注意してください。
交通アクセスが不便
都心から離れていたり、最寄りのICから遠かったり、アクセスしづらい立地になっていることがあります。
移動時間がかかることをふまえ、早めに出発するのがおすすめです。
ドレスコードは比較的ゆるめ
名門コースなど、高級なゴルフ場はドレスコードに厳しいのが普通です。
その点、安めのコースは比較的ドレスコードがゆるいので、プレーできる格好で行けば問題ないでしょう。
ただし、Tシャツやサンダルなどラフすぎる格好は注意されますので、最低限の服装マナーは守るようにしてくださいね。
ネット予約しやすい
安いコースはより多くのプレーヤーに来場してもらいたいので、ネット予約もバンバン受け付けています。
特典やクーポンの発行なども積極的におこなっているので、はじめて行くコースでもネットから予約しやすいのが特徴です。
高いゴルフ場によく見られる特徴
高いコースは、コース整備やサービス内容などの満足度が高いのが魅力的です。
安いコースと比べてどんな特徴があるのか紹介します。
キャディ付きとセルフを選択可能
プレースタイルは、キャディ付きとセルフプレーを選択できるコースも多いです。
最近はキャディさんが少なくなってきているので、「キャディ付きじゃないといやだ!」という方にはありがたいですよね。
バッグの積み込み・積み下ろしの手間がない
車からのバッグの積み下ろしやカートへの積み込み作業は、基本的にゴルフ場の方にやってもらえます。
そういったサービスも料金に含まれているので、優雅なゴルフを楽しみたい方には嬉しいポイントですね。
スタッフ接客対応が高め
高額なコースはスタッフ教育にも力を入れていることが多いです。
フロント・キャディ・レストランなど、接客スタッフの対応が高いことも魅力な点と言えるでしょう。
コースの整備が良い
高いコースはコース整備も一流です。
ゴルフ場の良し悪しを決める上で重要な部分ですので、コースの質にこだわる方は外せないはず。
特に、グリーンの状態は整備状況によって違いが一目瞭然です。
ドレスコードが厳しい
高いコース、中でもメンバーシップコースや名門コースは、ドレスコードが非常に厳しいです。
ゴルフウェアとして販売されているものでも、華美なものやコースで認められていない格好は注意される可能性があります。
高いコースへ行く場合は、ホームページでドレスコードの記載を確認しておくのをお忘れなく。
ネット予約できない・しづらい
ネット予約しづらいのも高いコースの特徴です。
メンバーシップコースの場合、そもそもメンバーの紹介や同伴がなければ予約できないことも多いです。
練習に使うなら安いゴルフ場で十分
練習ラウンドとしてプレーするなら、リーズナブルなコースで十分です。
練習するなら優雅なゴルフよりも多く通うことの方が大事ですので、1回のプレー代を抑えてプレー回数を増やすほうがおすすめ。
なるべく近場の行きやすいコースを探してみてください。
接待に使うなら高いゴルフ場がおすすめ
仕事用の接待に使うなら、高めのゴルフ場でキャディ付きプレーをおすすめします。
行き渡ったサービスやコース整備の質の高さは、先方にもきっと喜んでもらえるはずです。
大事なお客さんをおもてなしするなら、プレー代はケチらないほうが良いですよ。
プレーするコースは「目的」で決めよう!
プレー代の安いコースは経費を削ることでお得にプレーできますし、高いコースは整備の質が高くサービスも充実しています。
どちらもメリット・デメリットがありますので、どんな目的でコースに行くのかを基準に選ぶのがおすすめです。
それぞれの特徴を理解しておけば、コース選びで失敗しないはずですよ!