猫背でアドレスしてませんか?ゴルフのスイングに悪影響な3つの姿勢と治し方

ゴルフのアドレス時に何を意識して構えていますか?

「ボールの位置OK!方向OK!リズムを意識してスイング・・あれ?ちゃんと当たらない」

このようなことが多発しているなら、もしかしたらアドレス時の姿勢に問題があるかもしれません。

「ゴルフのショット精度はアドレス時に決まる」とも言われます。ショットの成功率を上げるためには、正しい姿勢でアドレスを取ることが必要なんですね。

この記事では、ゴルフのアドレス時にとってしまいがちな3つの悪い姿勢をご紹介します。

上手くボールが打てない方は、自分の姿勢が当てはまっていないか確認してみてください。

心当たりのある方は、悪い姿勢の治し方もご紹介しますのでぜひ参考にしてくださいね。

「猫背」はミスショットの原因になる

背中が丸まってしまう「猫背」は日本人に多いクセで、この猫背でスイングするとあらゆるミスショットの原因となってしまいます。

ゴルフは体を回転させてスイングする必要がありますが、猫背の状態だと上手く肩が回らず、手打ちになってしまったり体が開いてしまったりと良いことがありません。

結果的にスライス・フックやトップ・ダフリなどの、あらゆるミスショットを生み出してしまいます。

猫背は日常的にクセになっていることが多いので、アドレス時の構え姿を確認してみてください。

「巻き肩」で飛距離がダウンする

猫背とよく似た姿勢に「巻き肩」というものがあります。

巻き肩とは、両肩が本来の位置よりも前に出てしまい固まっている状態を指します。

巻き肩も猫背同様、ショットに悪影響を及ぼす姿勢です。

スライス・フックなどが頻繁に出るようなら確認してみましょう。

また、飛距離がダウンしてしまうこともあります。

巻き肩は両肩の位置が狭まり前に出ているので、スムーズなスイングがしづらくなります。

猫背と同じく回転運動が制限されるので、手や腕を使ったスイングになり飛距離が出ません。

巻き肩の原因は、スマホやパソコンの長時間使用によるものと言われています。

普段、スマホの使用やデスクワークが多い方は確認してみてください。

「反り腰」はケガのもとになる

「猫背」や「巻き肩」を意識するあまり、腰がエビ反り状態になっている姿勢を「反り腰」と言います。

反り腰でスイングを繰り返すと腰を痛める可能性があるので注意が必要です。

特に40代以上の方は要注意!

若い方ならある程度無理な体勢でも耐えられるかもしれませんが、体の柔軟性が衰えてきた中年以上の方はケガのリスクが大きいです。

姿勢を良くしようと無理な体勢をとることはかえって逆効果になりますので、極端に反りすぎないよう注意しましょう。

悪い姿勢を治す方法

ここまでで悪い姿勢はゴルフにとって悪影響とお伝えしましたが、姿勢を良くするためにはどうすれば良いのでしょうか。

姿勢を治す3つの方法をご紹介しますので、スイングを改善したい方は参考にしてみてください。

矯正ベルトを使う

猫背改善を目的とした「ゴルフ用矯正ベルト」を使用する方法があります。

価格は1,000円前後と手頃に購入できます。

矯正ベルトを装着することで、両肩を強制的に広げ、肩の回転をスムーズにする効果があります。猫背や巻き肩に有効な手段ですね。

練習時にも効果的ですが、普段から猫背がクセになっているなら家でくつろいでいる時に使用するのも良いでしょう。

無意識にとっている姿勢の改善に期待できます。

ストレッチ体操を行う

猫背などの姿勢の人は肩周りが固くなっている場合が多いため、スイング時にスムーズな回転動作をしづらいはず。

そんな方には、肩や肩甲骨周りの筋肉をほぐすストレッチが効果的です。

両肩を上にあげ、胸を張るように背中の肩甲骨同士をくっつけるストレッチなど、家でできる簡単な体操を取り入れるのがおすすめです。

特に普段デスクワークが多く、無意識に前のめりな姿勢になっている方には有効ですよ。

正しいアドレス姿勢の指導を受ける

アドレス時の姿勢を直すためのもっともシンプルで効果的な方法が、人にチェックしてもらうことです。

猫背などが体に染み付いている場合、ちょっと気を抜くとすぐ元に戻ってしまう方も多いと思います。

また、意識していてもその姿勢が本当に正しい体勢なのか自分で判断するのは難しいですよね?

確実なのは人にアドレス時の姿勢をチェックしてもらうこと。

できればゴルフ上級者やレッスンプロなど、ゴルフに精通した人に見てもらうのが理想です。

レッスンはお金がかかるというデメリットがありますが、1,2回プロの指導を受けただけで見違えるほどかっこいいスイングになる人もいます。

本気で治したいならプロのレッスンがもっとも効果的な方法です。

かっこいいアドレスでショットの精度を上げよう

アドレス時の悪い姿勢はショットにさまざまな悪影響を及ぼします。

思うようにスイングできないと感じている方は、ぜひ自分の姿勢を確認してみてください。

何より、背中が丸まっている猫背姿はかっこいいものではありません。

ショットの精度を上げつつ、スイング姿もスタイリッシュなゴルファーを目指していきましょう。