真夏のゴルフは暑さ対策が必須!効果的な熱中症予防対策法

ゴルファーにとって最も過酷な暑い季節が近づいてきましたね。

ただ暑いだけならいいのですが、炎天下の中ゴルフとなると熱中症が心配。命の危険に関わりますのでプレー時には十分な対策が必要です。

ゴルフ場で勤務していた私は繁忙期は業務が忙しく、プレーできるのはたいてい真夏か真冬のどちらかでした。

特に夏場は入念な暑さ対策をしないと、プレー途中で倒れてしまうほどの過酷さです。

そんな経験を活かして、この記事では夏ゴルフの熱中症予防対策法と、あると便利な暑さ対策グッズをご紹介します。

これからの暑い季節にプレーの予定がある方はぜひ参考にしてください。

効果的な熱中症対策

熱中症予防には体の外側と内側の両方を冷やしてあげることが大事。

プレー中に心がけたい熱中症予防法をご紹介します。

①こまめな水分補給

1番簡単で最も大事なのがこまめな水分補給です。

プレー中は汗が滝のように流れ、体内の水分・塩分が不足します。これが熱中症につながりますので、「喉が渇いたな」と感じる前に水分をとるようにしましょう。

おすすめはスポーツドリンクですが、塩分が豊富なミネラルウォーターなども有効です。

500mlのペットボトルならハーフで2本あると安心。

冷凍ペットボトルなど冷たさをキープできるものが1本あると便利です。

②氷嚢(ひょうのう)で体を冷やす

氷を入れて持ち歩ける氷嚢(ひょうのう)を使い、体の首や脇の下などに当てて体を冷やしてあげましょう。

冷たくて気持ち良いですし、太い血管付近を冷やすことで体内の温度を下げてくれる効果もあります。

中に入れる氷はゴルフ場でもらえる場合もありますが、人との非接触が推奨される今の時代、氷の提供を中止しているコースもありますので事前に用意しておくと安心です。

③直射日光を避ける

ゴルフは外で行うスポーツですから直射日光は避けられません。

ショット時以外は帽子や日傘を使い、少しでも日光を避けることが大切です。

コース移動時も木の日陰を歩くなど工夫すれば熱中症のリスクを下げられますよ。

④体調不良を感じたら無理をしない

プレー中に不調を感じたら無理は禁物です。

フラついたり気分が悪くなったら日陰やカート内で休むようにしてください。

場合によってはコースに連絡を入れて迎えに来てもらいましょう。

「あと3ホールで休憩だから」「途中でやめたら同伴者に迷惑だから・・」なんて無理する必要はまったくありませんよ。

途中で倒れてしまう方が、同伴者にもゴルフ場にもかえって迷惑がかかりますので、不調を感じたらすぐにプレーを中断しましょう。

熱中症対策に便利なアイテム

夏のゴルフにあると便利なアイテムをご紹介します。

いずれも手に入れやすいものなので、夏のゴルフに挑む方はぜひ用意しておきましょう。

①保冷バッグ

冷たいペットボトルや氷の温度をキープして持ち運べる保冷バッグは、夏ゴルフの必需品です。

せっかくキンキンに冷えたペットボトルを持ってきても、温まってしまえばあまり意味がありません。

常に冷えた状態をキープできる保冷バッグは1つ持っておくと便利です。

②氷嚢(ひょうのう)

上記で紹介した氷を入れて持ち運ぶための氷嚢(ひょうのう)です。

近年使う人が増えており、カラーやサイズなど豊富な種類が各社から販売されています。

500円〜1,000円程度で手に入りますのでぜひ用意しておきましょう。

③帽子

帽子は直射日光を避けるために有効です。

普段から被っている方は多いと思いますが、あまり使っていない方は夏場だけでも被るようにしましょう。

黒い帽子は熱を吸収しやすいので白系のものがおすすめ。

熱中症以外にも、コース内で頭にボールが当たってしまった場合の打撃軽減効果もあります。

④日傘

直射日光を避けるにはUVカット加工された日傘が1番のアイテム。

コースの乗用カートに用意されている場合もありますが、日傘を1本キャディバッグに入れておくと安心です。

熱中症も怖いですが、夏の日焼けもいやですよね。

日焼けをしたくない方は、日焼け止めと日傘を併用しておきましょう。

⑤冷感タオル

水に濡らすとひんやりと冷たくなる夏用冷感タオルもおすすめです。

普通のタオルでは濡らしてもすぐに温かくなってしまいますが、冷感タオルなら水道水で濡らしても冷たさをキープしてくれます。

プレー中に首や顔に当てるだけでひんやりして気持ち良いですよ。

体温も下げてくれるので夏のプレーには欠かせないアイテムです。

⑥冷却スプレー

衣服に吹きかけて使用する冷却スプレーです。

使用部分に風が当たると、スーッと冷たい空気を感じます。

効果はしばらく続くので1本あると便利ですね。

注意点として、あまりかけすぎると冷たくなりすぎてしまうことがあります。

歩いた時の風ですら痛みを感じるほど冷たくなる場合がありますので、かけすぎには注意しましょう。

⑦塩分補給できる飴

手軽に塩分補給ができる飴も熱中症予防として効果的です。

梅味や塩味などさまざまなものが手軽に手に入りますし、プレー中に口が寂しくなった時にも意外と役立ちますよ。

同伴者にシェアすることで会話も広がりますので、まさに一石二鳥のアイテムです。

価格も安いので1袋バッグに忍ばせておきましょう。

まとめ

夏のゴルフはゴルファーにとって辛いものですが、きちんと対策をおこなうことで快適にプレーを楽しむことが可能です。

それに、たっぷり汗をかいた後のシャワーや1杯はさっぱりして気持ちいいですよね。

十分な熱中症対策をおこない、夏もゴルフを快適に楽しみましょう!