【ゴルフ】パーカーを着てプレーしても大丈夫?基本的にOKだけど注意点あり

肌寒くなってくるとゴルフのプレー中に何を着ようか悩みますよね。

ポロシャツの上に羽織るものと言えば「パーカー」がありますが、ゴルフに使用する上でちょっと心配になることも。

「パーカーを着用してプレーするのはゴルフのマナー的にいいの?」

こんな不安がある方もいるのではないでしょうか。

ゴルフにはドレスコードがありますので、ただでさえカジュアル感の強いパーカーはマナー違反になるのではないかと不安に思う方も多いはず。

そこで今回は、メンバーシップ制のゴルフ場に13年間勤務していた私が、【ゴルフのプレーにパーカー着用はOKなのか?】について解説したいと思います。

また、パーカーを着てプレーする際の注意点もご紹介しますのでぜひ参考にしてください。

パーカー着用でのプレーは基本的にOK!ただし注意点もあり

結論として、ゴルフのプレーにパーカー着用は基本的にOKです。

今では多くのゴルフブランドから、フード付きのパーカーがゴルフウェアとして販売されています。

ゴルフウェアとして世に出ているものは、基本的にゴルフのプレーに使えるという認識で大丈夫です。

また、近年はパーカーを着用するツアープロの方々も増えました。時代とともにゴルフウェアの常識も変化していると言えるでしょう。

ただ、「基本的にOK」と言ったのは、パーカーを着用する上で注意すべきことがあるからです。

パーカーでゴルフをプレーする際の注意点

たとえゴルフウェアとして使えるパーカーでも、プレーに使用する際には気をつけるべきことがあります。

以下の注意点に気をつけて着用するのがおすすめです。

①名門コースでのパーカー着用はやめておく

②パーカーのフードがスイングの妨げになる

③季節に合わせた素材のパーカーを着用する

名門コースでのパーカー着用はやめておく

各ゴルフ場ではおのおのがドレスコードを設けています。

ドレスコードに反する服装でのプレーは認められませんので、プレーするコースに違反していないかは必ず確認しておきましょう。

ここで注意点ですが、Tシャツ・タンクトップ・Gパン・サンダルなど分かりやすいものはNGな服装として記載がありますが、パーカーについては何も書かれていないことが多いです。

基本的にパーカーでのプレーをOKとするコースが多いですが、「ゴルフ場によってはNGの場合がある」ということは知っておきましょう。

特に、格式が高く会員権が高額な「名門コース」には要注意。

ドレスコードに記載がなくても、コースにふさわしくない服装と判断されれば入場拒否される可能性もあります。

心配な方は事前にコースに問い合わせるか、名門コースでのパーカー着用は避けるのがおすすめです。

パーカーのフードがスイングの妨げになる

実用性の問題として、パーカーのフードがスイングの邪魔になることがあります。

私は打ちっぱなしの練習場によくパーカーを着て行きますが、スイングする度にフードが首に巻きついたり、顔に当たったりして集中できないことがあります。

コース内では、ボールを拾い上げたりグリーン上でマークをしたりと、下を向く動作を頻繁に行いますので、その度にフードの動きがうっとうしくなることも考えられます。

対策として、フードの小さいものや薄いものを選ぶのがおすすめ。

フードの動きが小さく軽くなれば、プレー中のストレスは軽減されます。

ショットに集中できない場合は、スイングの妨げにならないパーカーを選ぶようにしましょう。

季節に合わせた素材のパーカーを着用する

季節に合わない生地のパーカーを選んでしまうと逆効果になることもあります。

快適にプレーするために、季節に合った素材のものを着用しましょう。

ゴルフ用に作られたパーカーの方が実用性が高くゴルフ向きですので、できればゴルフブランドから選ぶのがおすすめです。

冬の場合は保温性のある裏起毛のものがベスト。風を通さない防風性のある生地なら真冬でも使用できます。

ただし、防寒性のあるものは生地の厚さに注意。モコモコしすぎるとスイングしづらくなりますので、なるべく軽量なパーカーを選びましょう。

春や秋はプレー中に汗をかくこともあるので、通気性がよく速乾性のある素材がおすすめ。

日焼けを防ぐためにもUVカット機能付きのものを選ぶようにしましょう。

前にジップの付いたものなら着脱も簡単ですのでおすすめです。

パーカーでプレーするメリットは「ゴルファーのビジュアル変化」

ゴルフのプレーにパーカーを着用するメリットは、「ゴルファーの見た目、つまりビジュアルの変化」です。

ゴルフウェアは決まりごとが多いため、どうしても単調な服装になりがちです。

しかし、カジュアル感のあるパーカーを羽織るだけで印象はガラリと変わります。

若々しさもプラスされ、いつものゴルフウェアに新鮮味を加えてくれるでしょう。

ただ、パーカーを着るメリットは他にはあまりないとも言えます。

防寒性や動きやすさはブルゾンやダウンベストなどで代用できますので、デザイン面にこだわりがない場合は無理にパーカーを着る必要はありません。

ドレスコードOKならゴルフ用パーカーで快適にプレーできる

・ドレスコードに違反していない

・スイングやプレー動作の邪魔にならない

・季節に合った素材のものを選ぶ

以上のことに注意しておけば、ゴルフのプレーにパーカーを着用するのはアリです。

中でも1番気をつけたいのが、パーカー着用によってプレーを拒否されてしまうこと。

大抵のゴルフ場ではパーカーでプレーしても問題なしですが、その判断はゴルフ場が独自に決めること。心配な方は事前に確認しておくと安心です。

注意さえしておけば寒さ対策にもなりますし、コーディネートの幅も広がります。

TPOをわきまえて快適なプレーを楽しみましょう。