せっかくのプレー日が雨だったらやめとく?雨のゴルフを楽しむ方法
予定していたゴルフも間近に迫り、天気を確認したらプレー日は雨予報。
「せっかく楽しみにしていたのに・・・」とがっかりしてしまいますよね。
どうせプレーするなら気持ちよく晴れた日が良いのは当然ですが、実は雨の日でもゴルフを満喫することができます。
私は関東のゴルフ場に長年勤務していました。
雨の日はキャンセルする方がとても多かったですが、それでもプレーを存分に楽しんでいる方もいらっしゃいました。
この記事では雨のゴルフを楽しむために、「雨の日ゴルフのメリット」や「備えておきたい雨の日対策アイテム」をご紹介します。
雨の日にゴルフをするメリット
実は、ゴルフには雨の日ならではのメリットがあります。
1.ゴルフ場が空いている
2.雨の日割引などの特典がある
3.ショットスキルアップの練習になる
1.ゴルフ場が空いている
雨の日のゴルフ場は基本空いていることが多いです。
多くの人が雨のゴルフを嫌がるため、1日中雨予報の日なんてコースはガラガラ。
土日などの休日しかプレーできない人にとっては、滅多に味わえない貸切感を満喫できるでしょう。
おすすめは、早い時間帯に予約して18ホールをスルーで回ること。
どうせ雨でびしょびしょになるので、休憩を挟まず1ラウンドプレーしてしまった方が面倒ではないですよ。
空いていれば、普段スルーで回れないコースでも回らせてもらえるかもしれません。
2.雨の日割引などの特典がある
コースによっては雨の日限定の割引をしていたり、昼食時にドリンク1杯無料になるなどのサービスを実施しているところも少なくありません。
私の勤務していたコースでは、雨の日にプレーすると500円の割引券を発行していました。
他にも当日のプレー代を1,000円引きしたり、ボールをプレゼントする場合もあります。
ゴルフ場は雨でキャンセルが増えることを想定した対策をとっていますので、こういった特典を活用しないのはもったいないですよ。
3.ショットスキルアップの練習になる
濡れたコースでは普段よりもショットが難しくなりがちです。
バンカーは雨で固まっていたり、水分を含んだラフは重くなるのでいつもより飛距離が落ちます。
また、濡れたフェアウェイはボールが転がりづらいのでランが出ないことが多いです。
グリーンのタッチも晴れている時とはまったく感触が違います。
ひとつひとつのショットがいつも通りでは上手くいかない場面も多くなるはず。
だからこそ状況に応じたショットの練習になります。
ゴルフコンペや仕事の付き合いなどでプレーする日が必ず晴れるとは限りませんよね?
突然の雨のプレーに備えて、1度でも雨のゴルフを体験しておくことは無駄になりませんよ。
雨のプレーに備えておきたいもの
雨のゴルフでは、普段のプレーでは使わないものを用意しておく必要があります。
ここでは、雨のプレーに欠かせないアイテムをご紹介します。
1.レインウェア
2.タオル
3.予備のグローブ
4.着替え
1.レインウェア
雨のゴルフにレインウェアは欠かせません。
安価なものでも使用できますが、できればゴルフメーカーから販売されているものを選ぶのがベスト。
防水性の問題もありますが、ゴルフのプレーに適した構造になっているのでとても使いやすいです。
上下で1万円前後のものなら安心して使える性能を持っていますのでおすすめです。
2.タオル
濡れた体や顔を拭くのにタオルがあると便利です。
雨の中でのプレーは常に濡れた状態になりますので、風邪をひかないよう清潔なタオルを数枚用意しておきましょう。
また、雨で濡れたクラブのソールやグリップを拭くのにも役立ちます。
ボディ用とクラブ用で準備しておくと便利です。
3.予備のグローブ
普段グローブは1枚で乗り切っているという人も、雨の日は多めに用意しておくと安心です。
雨のプレーではどうしてもグローブが濡れてしまいますので、グリップ力が落ちて手が滑りやすくなります。
スイングに影響しますので、前半と後半で替えられるよう最低2枚は用意しておきましょう。
4.着替え
プレー中に突然降り出した雨でポロシャツやパンツが濡れてしまうことも多いです。
雨予報の日は、万が一のために替えのウェアを用意しておくのがおすすめです。
レインウェアが古くなると雨が染み込んでくる場合もありますので、レインウェアだけに頼るのはおすすめできません。
後半も気持ちよくプレーするために、ポロシャツくらいは用意しておくと安心ですよ。
また、濡れた靴下でプレーするのは気分が良くないので、履き替えられるよう靴下も多めに持っていきましょう。
無理せず雨のゴルフを楽しもう
雨のゴルフはデメリットだけでなくメリットも存在します。
雨対策アイテムを用意し、お得に雨のゴルフを楽しんでみてはいかがでしょうか。
ただ、濡れた芝はとても滑りやすくなっていますので、コースの斜面を歩くときは転倒しないよう十分注意してください。
傾斜の強い場所に無理にボールを拾いに行くのは危険ですので、諦めることも大切です。
また、冬の寒い時期は雨がとても冷たいです。
体を壊してしまうことも考えられますので、無理をせず体調を考えてゴルフを楽しんでくださいね。