【初心者ゴルファー向け】コースデビュー前に最低限覚えておきたいゴルフ用語
ゴルフでは専門的なゴルフ用語が頻繁に使われます。
最低限の言葉の意味を知らないと、コースでプレーする際に困ったり恥をかいたりしてしまうことも多いです。コースデビューするなら基本的なことだけでも覚えておいたほうが安心ですね!
今回は、初心者向けにコースで良く使うゴルフ用語について解説します。
コースデビューを控えている方はぜひ参考にしてください。
これだけは知っておこう!ゴルフコースでよく使うゴルフ用語
プレー中に恥をかいてしまわないために、ここではプレー中によく使われるゴルフ用語を厳選して紹介します。
コースデビュー前に基本的な用語の意味を理解しておきましょう。
OUTコース/INコース
ゴルフコースは通常18ホールで構成されており、各ホールには1番から18番までの番号が振られています。
1〜9番ホールまでをOUTコース、10〜18番ホールまでをINコースと呼びます。
スタートホールを集合場所に指定されることもあるので、OUTと言われたら1番ホールへ、INと言われたら10番ホールへ向かうようにしましょう。
打ち上げ/打ち下ろし
ボールを打つよりも目標地点が高い位置にあることを打ち上げといいます。
反対に、目標地点が低い位置にあることを打ち下ろしといいます。
打ち上げの場合は、目標地点に対していつもより遠くへ打たないと届きませんし、打ち下ろしの場合は逆に飛びすぎてしまいます。
目標までの距離だけでなく、どのくらいの高低差があるかもクラブを選ぶ際のポイントです。
オナー
組の中でティーショットを最初に打つ人のことを「オナー」と呼びます。
基本的に前のホールで1番スコアの良かった人がオナーとなりますので、間違えて先に打ってしまわないように気をつけましょう。
ちなみに、1番最初のホールでは数字が書かれたくじ引き棒(抽選器)を使って打つ順番を決めます。
スタートホールのティーイングエリア横にあるはずですのでチェックしてみてください。
ジェネラルエリア(旧スルーザグリーン)
ジェネラルエリアとは、ティーイングエリア・バンカー・ペナルティエリア・OB・グリーン以外の場所のことです。つまり、「フェアウェイとラフをさすこと」と覚えておけばOK。
以前はスルーザグリーンと呼ばれていましたが、ルール改正の折に名称変更されました。
会社のプライベートコンペやオープンコンペなどでは、「ジェネラルエリア6インチプレースOK」というルールが使われることもあります。
これは「ジェネラルエリアにあるボールは6インチ(約15cm)なら無罰で動かしてもいいよ」という意味です。
窪みやぬかるみにボールがハマってしまった時などに使える救済なので、初心者にとってはありがたいルールですね。
しかし、あくまでプライベート用のローカルルールなので、正式なプレー時には使えないことも覚えておきましょう。
目土
ショットした時に地面をえぐってできる凹みのことを「ディボット跡」といい、この修復のために土を被せておくことを「目土」といいます。
目土は芝の発芽を促すためのもので、ディボット跡はプレーヤーが修復するものとされています。
コース保護もプレーヤーの義務です。芝を削ってしまった時は目土をする習慣をつけておきましょう。
目土の入った袋はカートに常設されていることが多いので、特に自分で用意しておく必要はありません。
砂が減ってきたら、ティーイングエリア付近に用意されている目土用の砂を補充して使いましょう。
フォロー/アゲインスト
ゴルフでは、追い風のことを「フォロー」、向かい風のことを「アゲインスト」と呼びます。
打ったボールは風の影響を受けやすく、予想よりも飛びすぎたり飛ばなかったりします。
特に標高の高い場所にあるコースでは、突発的な強風が起こりやすいので注意。スコアに影響するので、打つ前は風の強さや方向を読むのがコツです。
ビジター(ゲスト)
メンバーシップと呼ばれる会員コースのゴルフ場では、一般来場者のことをビジター(ゲスト)と呼びます。
ゴルフ場の受付場所が「メンバー」「ビジター(ゲスト)」に分けられていることもあるので、チェックインする際はビジター(ゲスト)と書いてあるところで署名しましょう。
ピン
グリーン上のカップ(ホール)に立てられた旗竿のことを「ピン」といいます。
グリーンが見えない場所からショットする際の目印になるので、ピンが立っている方向を狙ってプレーを進めていきます。
ピンの旗の色や上下位置で、カップがグリーンの手前なのか奥なのかを示している場合もあります。
グリーンの手前を狙うのか奥を狙うのか、ピンポジションによって使うクラブを変える場合に有効な目印となるはずです。
ヤード
日本のゴルフ場では距離の単位は「ヤード」が使われるのが一般的です。1ヤードはおよそ90cmです。
メートルではなくヤードを使う理由は、ゴルフ発祥のイギリスがヤード法を用いていたからと言われています。
コースでの距離表示もヤード単位で表記されていますので、自分の飛距離もヤードで覚えておきましょう。
ちなみに、グリーン上では「センチ」「メートル」を使うのが一般的です。ちょっと分かりづらいので揃えてほしいですよね。
慣れれば問題ありませんが、距離を測る際は気をつけてください。
ゴルフ用語は自分で使えなくても大丈夫!
ゴルフ用語には、今回紹介したもの以外にも数えきれないほどたくさんの種類があります。
すべて覚えるのは難しいですが、まずは言葉の意味だけなんとなく分かれば問題ないです。
同伴者やゴルフ場の人が言っているゴルフ用語に対して、「あぁ、あれのことかな」と理解できればOK!あえて自分から積極的に使う必要はあまりありませんよ。
プレーを重ねていけば自然と身についていきますので、まずはどんなゴルフ用語があって何のことを言っているのかだけ押さえておきましょう!