ゴルフ場でよくあるトラブル!コースやほかのプレーヤーにとって迷惑なゴルファーはこんな人

ゴルフ場では多くの人がプレーしており、中にはマナーを違反する人や周りに迷惑をかけてしまう人もいます。
「お金を払っているんだから文句を言うな」と思うかもしれませんが、ゴルフ場に対してはともかく、同伴者やほかのプレーヤーの迷惑になると重大なトラブルに発展する恐れも。
また、コースにとって不利益を被ると判断された場合、最悪プレーを拒否されるかもしれません。
そこで今回は、コースや周りのプレーヤーに迷惑となるゴルファーはどんな人なのかを、ゴルフ場目線で紹介します。
無用なトラブルを避けることで、ゴルフをより楽しめるはずです。
周りが迷惑と感じるゴルファー7選
コースやほかのプレーヤーが迷惑と感じるゴルファーのタイプを7つ紹介します。
普段のプレースタイルに問題がないかチェックしてみてください。
プレーが遅い
ゴルフ場で最も多い迷惑行為が、プレー遅延です。
コースでのプレー遅延は、1本道の道路で渋滞を起こすようなもの。基本的に途中で追い越すことはできないため、1組でもプレーが遅れると後続のプレーヤー全員に迷惑がかかります。
原因はショットまでの時間が長かったり、カートや次の地点までゆっくり向かったり、グリーン上でのライン読みに時間をかけたりとプレースタイルに問題があることです。
プレー時間はハーフで2時間15分以内が目安。これより時間がかかるとやや遅いペースです。
2時間30分以上かかっている場合は、かなりのスローペースだと自覚する必要があります。
スタートに遅れる・到着がギリギリ
予約時間に遅れたり、10分前などギリギリに到着することも迷惑行為にあたります。
コースへの迷惑もありますが、最も迷惑をかけてしまうのが後続組に対してです。
前の組が準備できていないとスタートホールへ行けなかったり、突然先にスタートしてくれと言われたりして、フラストレーションを溜めてしまうかもしれません。
ゴルフ場へはスタートの30分前には到着できるようにし、どうしても遅れる場合は早めに連絡を入れておくとトラブルを回避しやすくなります。
前の組に打ち込む
プレー遅延と並んで多いトラブルが、前の組への打ち込みです。
ゴルフボールは小さく硬いため、体に当たれば怪我だけで済まない可能性があります。
万一打球が飛んでいった場合は「フォアー」の掛け声をかけるのはもちろんですが、それ以前に、前のプレーヤーが確実に届かない場所まで移動してからショットするようにしてください。
中には「50ヤード以内にボールが落ちたら打ち込み」と判断する人もいるので、前との距離には余裕を持たせるのがおすすめです。
カートだけ前に進める
コース内では前の組の場所をカートの位置で判断することが多くなります。
そのため、プレーヤーより先にカートを進めてしまうと、後ろから打ち込まれる可能性があり危険です。
ショットした後に、前のカートより100ヤードも手前の林から人が出てきてヒヤッとしたという人も多いのではないでしょうか。
早く進めようとする気持ちは大事ですが、これからショットするプレーヤーより先に出るのは危険であり、後続からの打ち込みを誘発する恐れがあるので注意してください。
クラブをどこかに忘れてくる
セルフプレーの場合、コース内にクラブを置き忘れてくることは、プレーに慣れていないうちはよくあることでしょう。
しかし、あまりに回数が多かったり、マスター室へ取りに行かせることを催促したりすると、コーススタッフへの負担が大きくなります。
コース内から連絡を入れても、スタッフがすぐにクラブ探しに行けるとは限りません。
クラブが見つかるまで不安な気持ちは分かりますが、「置き忘れた自分に責任がある」という自覚を持ち、ホールアウト後にクラブを忘れていないか確認する習慣を癖づけましょう。
ディボット・ピッチマークの修復をしない
コースでは「ディボット跡やピッチマークの修復をするのがマナー」とよく言われます。
これらはコースを美しく保つのに必要なことですが、プレーのセルフ化が進む昨今では、フェアウェイやグリーンの状態が悪いコースも少なくありません。
傷ついた芝をそのままにしておくと、元の状態まで修復するのにかなりの時間と労力がかかります。
コースを気持ちよく利用するためにも、自分が付けたディボットやピッチマークは自分で修復するよう心がけましょう。
予約を無断でキャンセルする
ネットで予約することが当たり前になった近年では、予約を取りやすい反面、プレー日の直前でも気軽にキャンセルされてしまうことが多くなりました。
体調やスケジュールの都合でプレーできなくなるのは仕方ないことですが、中には連絡も入れずにキャンセルする人もいるため、ゴルフ場にとってはかなり迷惑となります。
キャンセル料を取られるだけならまだしも、最悪の場合、ブラックリスト入りして今後予約を取れなくなる可能性もあるので注意しましょう。
まとめ
ゴルフ場でよくあるトラブルをもとに、周りに迷惑をかけがちなゴルファーの特徴を紹介しました。
どれも少し気を配るだけで迷惑をかけずに済む内容なので、自分と周りが気持ちよくプレーできる配慮を心がけましょう。
今回紹介したことが当たり前に意識できるようになれば、コース初心者を連れていく際にもきっと役立つはずです。